メイン州北部に、世の中から隔絶し、誰もその地に名を付けようとさえ思わない場所があります。実際、多くの人はその地をただアルファベットと数字で呼ぶだけです。しかし、アラガッシュ川の近くにある、その“T16 R7”の奥深くには、2台の錆びついた蒸気機関車が、今はもう何もすることもなく、置かれたままになっています。そしてもちろんそこには、この機関車にまつわるストーリーがあります。

復興の時代

1800年代末、アメリカは、南北戦争後の復興の時代を迎え、木材は必需品でした。木材の伐採に従事する男たちは、メイン州の荒野で何週間も野宿しながら、どんな天候の時でも懸命に働き、のこぎりだけで木材を切り出していきました。そこから今度は「リバーマン」と呼ばれた男たちが巨大な切り出した木を川に浮かべて製材所まで流していきました。これは何百人もの人手を必要とする大変な作業でした。

復興の時代

復興の時代

復興の時代

復興の時代

復興の時代

最後の偉大な木材伐採人

1926年、キング・エド・ラクロワがイーグル湖のそばに最適な伐採地を見つけます。問題は、切り出した木材をペノブスコット川まで運ぶ鉄道がなかったことでした。そこで彼は、起業家なら誰でもやったであろうことに取り掛かったのです。つまり、自分で鉄道を引いたのです。資材と無蓋貨車が森の中に運び込まれ、小規模な鉄道がすぐに建設されました。メイン州の森林地を通って走る全長13マイル(約21km)のこの鉄道が1926年から1933年にかけて100万束近い木材を運んだものと推定されます。

最後の偉大な木材伐採人

最後の偉大な木材伐採人

最後の偉大な木材伐採人

最後の偉大な木材伐採人

最後の偉大な木材伐採人

大恐慌

しかし、世界を襲った大恐慌によって、1933年になるとラクロワの事業が破綻してしまいます。彼は、レール、機関車、貨車等すべてを残したまま、別の道を歩き始めます。この鉄道は今もそこにその姿を残し、アメリカ建国に貢献した男たちの創意工夫と勤勉の象徴となっています。

アラガッシュのゴースト

アラガッシュのゴースト

アラガッシュのゴースト

アラガッシュのゴースト

アラガッシュのゴースト

2014春コレクション

「アビントン2014春コレクション」は、こうした男たち、そして、何があっても決してへこたれなかった彼らのたくましい生き方にインスパイアされたものです。プレミアム フルグレインレザー、耐久性の高い素材やビブラム®アウトソールを使ったこのコレクションは、こうした男たち同様、すべての面において、堅牢で、弾力性に優れています。

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